学習目標 |
スポーツイベントとその背景の歴史を学びながら,映像メディアを介した身体の文化政治(人種,民族,ジェンダー,ナショナリティなど)を理解する。 |
授業概要 |
甲子園野球,オリンピック,FIFA W-Cupなどのスポーツイベントを取り上げながら,そこに描き出される現実と表象,そして記憶について,文化社会学の視点から読み解いていく。メディアは誰に,何を,どのように伝え/伝えず,民衆はそれをどのように解釈し,日常を生きているのかを考える。 |
テキスト |
清水諭編『オリンピック?スタディーズ』(せりか書房,2004) |
参考文献?課題図書 |
清水諭『甲子園野球のアルケオロジー』(新評論,1998),有元健?小笠原博毅『サッカーの詩学と政治学』(人文書院,2005) |
受講生への要望 |
私たちの身の回りで様々に展開されているスポーツと身体にまつわる文化現象を捉え,分析?考察できるように学習しましょう。 |
評価方法 |
授業終了時に行う筆記試験(80%),授業中に指示した提出物(20%)。 |
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授業計画 |
1.箱根駅伝をどのように読み解くか 2.テレビとスポーツの「物語」:甲子園野球 3.消費社会におけるメディア?記号?身体?スポーツ 4.スポーツ?メディア?グローバル企業戦略:'84ロス以後 5.1960年代アメリカと | | |