学習目標 |
「社会福祉」は道徳の文脈で語られたり、「特別な一部の人のもの」、「自分とは関係ないもの」ととらえている人も多いだろう。本講義では、細かな法制度の羅列や暗記ではなく、社会福祉の理念とサービスの課題点についてディスカッションし、私たちも必ず利用する(している)消費者としての視点で日本の福祉を再考する契機としたい。 |
授業概要 |
子どもから高齢者まで、日本の現在の社会福祉サービスの種類と内容について広範囲にわたって解説し、その背景にある理念やニーズについて考察する。あわせて歴史的な経緯と海外の状況についても紹介する。 なお、子ども虐待の領域については「児童福祉論」であつかった内容と一部重なる部分があるが、さらに新しい情報を加えて解説する。 |
テキスト |
①山縣文治?岡田忠克編『よくわかる社会福祉(第9版)』ミネルヴァ書房、②山縣?柏女編『社会福祉用語辞典(第9版)』ミネルヴァ書房 |
参考文献?課題図書 |
講義期間中に紹介する。 |
受講生への要望 |
指定したテキスト計2冊を参照するので必ず購入し毎回持参すること。 |
評価方法 |
(1) 学期末試験、(2) ディスカッション参加状況、(3) 小レポート、3点の総合評価。 |
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授業計画 |
1.社会福祉の基礎概念 ?現代における「社会福祉」観とは?、社会福祉におけるジェンダ | | |