学習目標 |
中国(ほかアジア圏)の陶磁史を学びつつ、やきものにおける基本用語を理解し、その歴史的な流れを、大づかみでも把握できるようにします。また、産地および焼成法、装飾技法等の確実な理解によって、各自の陶磁器鑑賞のレベルを高めることを目標とします。 |
授業概要 |
授業は毎回、スライド(PC)を用いての講義形式で行います。各回、テーマに取り上げるジャンル(技法)の陶磁器を、歴史の流れに沿って解説、鑑賞してゆきます。中国のやきものを中心にすえての授業となりますが、その影響を受けて誕生した、朝鮮半島の高麗青磁や染付、日本の肥前磁器(古伊万里)などについても触れてゆく予定です。 |
テキスト |
なし |
参考文献?課題図書 |
平凡社版 中国の陶磁 ①~?(「青磁」、「天目」、「元?明の青花」など) 美術館へ行こう やきものと触れあう<中国?朝鮮>、<日本> 新潮社 別冊太陽 中国やきもの入門 伊藤郁太郎(監修)平凡社 |
受講生への要望 |
この講義を受講される学生は、日ごろから陶磁器の見学に限らず、美術館?博物館の展覧会に積極的に出向き、実際に優れた作品を多く見ておかれることを望みます。美術史においては、その経験がないと作品理解が深まりません。 |
評価方法 |
試験とレポート(一回)によって評価します。 試験は、授業で取り上げた作品の画像を複数提示し、その作品解説を求めるものを予定。 レポートは、展覧会見学(都内美術館)を課題とします。 |