授業概要 |
この講義は、学校教育について心理学からリソースを提供することを目的とします。しかし、それは役立つスキルやノウハウを伝授することではありません。むしろ、教育に対する「ちょっと風変わりな考え」の主張と捉えていいでしょう。たとえば、学ぶことや、育つこと、やる気があること、等は、無前提に「よいこと」、「大事なこと」とされていますが、本当にそうでしょうか?このような疑問をもつことが、一見遠回りにみえても、結果として、異なる考えや気持ちを抱えた人たちが交叉できる場を作っていくのに、大事な役割を果たすと考えます。心理学の専門的な授業や、教育現場で明日から使える技法を求める人にとっては、物足りないかもしれませんが、この点に留意して受講してください。 |
課題?評価 |
講義最終日の試験に拠ります。 |
テキスト |
特に定めません |
参考文献 |
講義中に適宜知らせます |
受講生への要望 |
授業への積極的参加は歓迎します。私語は慎んでください。他の受講者を妨害することになります。 |
|
|
授業計画 |
1 オリエンテーション 2 教育心理学とはなんですか? 3 やる気 1 やる気はどこに向くの? 4 やる気 2 やらない気持ちの考え方 5 学ぶ?教える 1 知っているのにできないのは? 6 学ぶ?教える 2 「学んでいる」という生き方 7 学ぶ?教える 3 イライラする「学力」という言葉 8 変わること1(特別支援を含む) その見方 9 変わること2 人の | | |