授業概要 |
プラトンの対話篇『パイドン』を日本語訳で講読する。「魂」の問題を中心に、特に、生きること、哲学することの意味について、参加者とともに考察したい。「想起説」や「イデア論」など、プラトンの思想における重要な考え方については、他の対話篇も参考にしつつ理解を目指す。プラトンの思想を全体として理解するための出発点としたい。 |
課題?評価 |
授業への取り組み、貢献度によって評価する。 |
テキスト |
プラトン『パイドン』(岩波文庫)。 |
参考文献 |
適宜紹介する。 |
受講生への要望 |
ギリシア語原典を確認することもあるので、できれば古典ギリシア語の文法を平行して学習することが望ましい。 |
|
|
授業計画 |
毎回担当者を決めて、内容の要約を行ってもらう。その後のディスカッションを通じ、哲学的な議論に慣れるとともに、自ら問題をみつけていく訓練をしたいと思う。 また、要約に際しては、『パイドン』の注釈書や各国語の翻訳書なども活用し、古典的な文献を読むさいの知識や方法も身につけたいと思う。 なお、プラトンの思想を中心に、古代ギリシアの思想に関する自主的な竞彩篮球推荐発表の機会も作りたいと考えている。 |
|
|