授業概要 |
古代から現代に至る日本語の変遷を通観して、基礎的な事実を知るとともに、言語の歴史を動かす動因は何かについて考える。ここでは音韻史を中心に、仮名遣いの歴史などについて述べる |
課題?評価 |
期末に筆記試験を行う。また、中間に小テストを予定している。 |
テキスト |
特になし。 |
参考文献 |
松村明編『国語史概説』(秀英出版、1972年) 沖森卓也編『日本語史』(おうふう、1989年) |
受講生への要望 |
単なる知識として羅列的に記憶するのではなく、個々の事実が全体の流れの中で、どういう意味をもつのかを理解するように心掛けてほしい。 |
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授業計画 |
1.講義の目標の提示。 2.過去の日本語に関する事実は、どのようにして知ることができるのか。 3.資料には、どんなものがあり、それぞれどんな限界があるか。 4.日本語は、どのように変化してきたか。 5.古代語を近代語?現代語との違いは、どこにあるか。 6.日本語は、なぜ変わったのか。 7.以上の問題意識をもちつつ、音韻史を中心に、仮名遣いの歴史などについて述べる。 |
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